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2024.09.06
沖縄 結婚式の費用相場の平均はいくら?結婚式の予算と旅費をご紹介
国内の安心感がありながら、まるで海外のようなロケーションが人気の沖縄結婚式。コロナ禍を経て少人数婚や家族挙式のニーズが高まり、ますます注目を集めています。
しかし、「平均の費用相場はいくら?」「旅費を含めた総額費用は?」など、費用相場は想像がつかないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は沖縄結婚式や旅費の費用相場、節約ポイントまで詳しくご紹介します。
■家族だけで行う「沖縄結婚式」の魅力とは?
大切な家族と旅行を兼ねた結婚式ができると人気の沖縄結婚式。パスポートいらずで南国リゾートを楽しめる沖縄は国内リゾートで人気No.1*のエリアです。では、家族で行う沖縄結婚式の魅力とはどんなものがあるのでしょうか?
*出典:リゾートウエディングに関する調査|アールイズ・ウエディング
①国内だからパスポートいらずで移動がラク!
沖縄での結婚式の大きなメリットの一つは、国内であるためパスポートが不要で移動が非常に楽なことです。特に高齢の家族や若い子供連れのカップルにとって、パスポートの手配や海外旅行保険の手続きが不要という点は大きな利点です。航空券の予約も国内線だけなので、手続きが非常にシンプルで、コストも比較的抑えられます。
また、沖縄本島の場合、全国各地からの直行便が多く、アクセスが良いことも魅力の一つです。なかなか長期休みを取ることが難しい方でも、2泊3日で観光を楽しむことができるのは嬉しいですね。
②地元の結婚式より費用が抑えられる!
沖縄での結婚式は、地元での結婚式に比べて費用が抑えられることが多いです。
<結婚式費用の平均相場>
沖縄結婚式 平均178万円*¹
地元結婚式 平均356.3万円*²
*¹出典:アールイズ・ウエディングで2022年に沖縄で結婚式をされたカップルの平均費用
*²出典:「ゼクシィ結婚トレンド調査2023」(「挙式、披露宴・ウエディングパーティー総額」より引用)
そもそも結婚式の費用は、参列人数で大きく変わるもの。家族や親しい人たちのみで行うことが多いリゾートウエディングは、地元の結婚式に比べて費用を抑えることができます。また、後述しますが沖縄結婚式はご祝儀をもらわないことが多いため、引き出物などのギフト費用も地元結婚式と比べると抑えられます。
さらに、沖縄の場合、海や緑などの美しい自然がデコレーションになるため、挙式やパーティシーンで装花を削減することができるのも嬉しいポイントですね。
③家族とゆったり結婚式と旅行を楽しめる!
沖縄結婚式は、挙式当日だけではなく、前後の旅行も特別な思い出になります。沖縄は美しい海と自然が魅力で、アクティビティも豊富に用意されています。例えば、シュノーケリングやダイビング、伝統文化体験などが楽しめるスポットが数多くあるため、大人から子供まで観光を楽しめます。結婚式を沖縄で行うことで、一度に結婚式と家族旅行を楽しむことができ、一石二鳥と言えるでしょう。親孝行として旅行を親御様へプレゼントするのも素敵ですね。
また、このような環境での結婚式は、家族全員がリラックスし、心から祝いの気持ちを共有することができます。
④家族のみだから一人ひとりに感謝の気持ちを伝えることができる!
家族だけで少人数にて行う結婚式の魅力は、一人ひとりに感謝の気持ちを伝えられるという点です。地元での結婚式と異なり、沖縄結婚式の場合、パーティ中の余興やスピーチは行わないことが多いです。そのため、ゲストとゆっくり話したり、写真撮影をする時間を設けることができます。家族のみだからこそのできる演出も良いですね。
沖縄まで来てくれた感謝の気持ちを込めて、手紙やプチギフトを用意するのも素敵です。
■沖縄結婚式の費用内訳と平均相場はどれぐらい?
①2人だけで結婚式をする場合の費用相場
沖縄で2人だけで結婚式を行う場合の費用相場を見てみましょう。
<2人で沖縄結婚式を行う費用相場>
平均84.5万円*¹
*¹出典:沖縄県観光振興課|令和5年沖縄リゾートウエディング統計調査結果(年間)
沖縄で2人だけで結婚式を行う際に必要な費用は、「挙式」「衣裳」「アルバム・ムービー」に集中するため、約70万円程度が一般的です。2人だけですと披露宴やパーティ費用が不要となるため、よりシンプルかつリーズナブルに結婚式を実現することが可能です。
②家族や友人と結婚式をする場合の費用相場
では、家族や友人を招いて沖縄で結婚式を挙げる場合の費用相場はどれぐらいでしょうか?
<家族や友人と沖縄結婚式を行う費用相場>
平均178万円*¹ (平均人数14.5人)
2人で結婚式を行う場合と挙式費用は特に変わりませんが、パーティの費用が追加されます。上記は沖縄結婚式の平均人数14.5人の場合の平均費用のため、人数に応じて料金は変動します。
20人…約230万円*²
30人…約297万円*²
40人…約320万円*²
*¹出典:アールイズ・ウエディングで2022年に沖縄で結婚式をされたカップルの平均費用
*²出典:アールイズ・ウエディングで2023年に沖縄で20名のゲストと結婚式をされたカップルの平均費用
③沖縄結婚式に招待する平均ゲスト人数は?
沖縄で結婚式をされる新郎新婦は、本当に親しい方だけを招いてアットホームな結婚式を叶えたいと考える方が多いため、平均ゲスト人数は地元での結婚式と比較して少ない傾向があります。
<平均ゲスト人数>
沖縄結婚式 14.5人*¹
地元結婚式 49.1人*²
*¹アールイズ・ウエディング調べ(2022年実績)
*²出展「ゼクシィ結婚トレンド調査2023」
リゾートウエディングでは、親族のみを招待する場合と、友人も招待する場合があり、親族のみの場合は10~20名程度、友人も招待する場合は40名以下が目安の人数です。
関連記事:沖縄での結婚式、招待するゲストはどんな人たち?家族以外も呼んでいいの?
④沖縄結婚式で必要な費用の内訳
続いて、沖縄で結婚式をする際に必要になる費用の内訳をご紹介します。
費用内訳は大別して「挙式」「衣裳」「アルバム・ムービー」「パーティ」となります。では、それぞれの費用相場を見ていきましょう。
<挙式>
挙式費用は、チャペルやビーチなどの会場使用料や牧師の手配、音響、会場装飾、結婚証明書など、セレモニーを行うにあたり必要な費用です。挙式会場によっても異なりますが、20~30万円程度の費用がかかります。ゲストを招待するかどうかにかかわらず、結婚式を行うために必ず必要な費用としておさえておきましょう。
<衣裳>
衣裳費用はレンタルか購入かでも変わりますが、レンタルの場合、新郎のタキシードが約5万円~、新婦のウエディングドレスは約13万円~の費用がかかります。
なお、地元の結婚式だとお色直しのために衣裳が複数必要になることもありますが、沖縄結婚式の場合、1日同じ衣裳を着用することが多いです。挙式とウエディングフォトで髪型や小物を変えるだけでも印象がガラっと変わるのでおすすめです。
<アルバム・ムービー>
結婚式の思い出を形に残すためのアルバム・ムービーは、多くのカップルにとって欠かせないものです。沖縄でウエディングフォトを撮影する場合の平均費用は16.5万円。*¹
「せっかくの沖縄結婚式だから写真をたくさん撮りたい!」「参列できなかった家族や友人に報告するためにデータはしっかり残したい」など、ウエディングフォトにこだわりがある人は、アルバムやムービーといった記録アイテムの予算もおさえておくと安心です。
*¹出典:沖縄県観光振興課|令和5年沖縄リゾートウエディング統計調査結果(年間)
<パーティ>
パーティ費用は、会場費や料理、ドリンク、ウエディングケーキなどを含みます。一人当たり約2~3万円が目安で、ゲストの人数やパーティの内容によって総費用は変動します。また、三線演奏などのエンターテインメントを取り入れることで、沖縄ならではの特別なひとときを演出できるためおすすめです。
■リゾートウエディングだからこそかかる費用とは?
旅行を伴う結婚式のため、リゾートウエディングだからこそかかる費用もあります。
①フライト・宿泊などの旅費
沖縄結婚式を考える際に無視できないのは、フライトや宿泊などの旅費です。
<沖縄結婚式の旅行費用>
ふたりで 平均12~20万円 *¹
*¹アールイズ・トラベル調べ【参考:一人あたり6~11万円/3泊4日】(大型連休等の旅行ハイシーズンを除く)
沖縄結婚式の旅費は、国内旅行にしては少しリッチに感じる人もいるかもしれません。
しかし、結婚式やハネムーンを兼ねた滞在となると「いつもより贅沢に過ごしたい」「普段は泊まれないホテルを選びたい」と考えるカップルも多いため、通常の旅行よりプラスになると考えたほうが安心です。
もちろん、LCC(格安航空会社)を利用したり、ホテルのグレードを下げるなど、費用を抑える方法もあります。また、一日のフライトが複数便ある場合は、敢えて需要の少ない便を狙ってコストダウンするのもおすすめ。
沖縄の場合、多くの式場でカップルは挙式前日の打合せに間に合えば問題ありません。せっかくの結婚式、前半はゆっくり現地へ向かい、無事に挙式が結んでから沖縄を満喫するプランもありですね。
沖縄結婚式は、観光・ホテル・フライトなど、それぞれの選択肢が多い分、旅費の調整をしやすい点も大きなメリットです。これはゲストにとっても同じことがいえます。
②地元でのリターンパーティ(1.5次会)
リゾートウエディングではふたりだけ、家族・親族のみの挙式であることも多いですよね。挙式に呼べなかった親しい友人や会社の同僚、お付き合いのある方々に結婚報告と感謝を伝える場所として設けられるのが「リターンパーティ(1.5次会)」です。2次会に近い形で、カジュアルに行う方多いです。
1.5次会の費用スタイルは大きく分けて「ご祝儀制」と「会費制」の2つ。
ご祝儀制の場合は、1世帯3万円前後が一般的でしょう。そのお返しとして着席スタイルでフルコースのおもてなしがおすすめです。
会費制にする場合は、会費が1万円前後のことが多く、カジュアルなビュッフェスタイルがおすすめです。
規模や内容によって費用は変動しますが、あらかじめ地元でのリターンパーティの予算を設定し、そのための準備を進めることが重要です。
③ビーチやガーデンなどのロケーションフォト
沖縄ならではの美しいビーチやガーデンを背景にしたロケーションフォトも、リゾートウエディングならではの魅力です。それに伴う撮影費用も費用の一部として考慮する必要があります。フォトグラファーによる撮影料金、アルバム制作費用などを含めると、約20万円~の費用がかかります。
リゾートウエディングならではのこだわりたいポイントですね。
■沖縄結婚式のお車代。親族やゲストの旅費負担やご祝儀はどうする?
沖縄で結婚式を行う際、親族やゲストの旅費負担やお車代は重要なポイントです。
沖縄結婚式の場合、基本的には「ご祝儀を辞退して、旅費はゲストに全額負担してもらう」、もしくは「一部だけ負担する」というケースが多く全額負担した方はほとんどいません。
ここはゲストとの関係性の深さによっても異なるため、家族間で話し合い、負担範囲を決定することが良いでしょう。
■費用を抑えるためのアイデアとおすすめプラン
沖縄での結婚式には様々な費用がかかりますが、いくつかのアイデアやプランを活用することでコストを抑えることが可能です。
①LCCや割引プランの活用
沖縄への旅行費用を抑えるためには、LCC(格安航空会社)の利用が効果的です。LCCは大手航空会社に比べて航空券が手頃な価格で提供されており、特に早期予約や特定のキャンペーン期間中はさらにお得になります。また、往復航空券や宿泊をセットにした割引プランも多く存在し、これらを活用することで旅行全体のコストを大幅に抑えることができます。さらに、ホテルや結婚式会場によっては、早期割引が用意されている場合もあるため、早めに準備をすることがおすすめです。
②オフシーズンや平日の結婚式を選ぶ
土日祝日の挙式は、多くのカップルとゲストが「行きやすい」「休みを取りやすい」ことで希望者が増えます。そのため、追加代金を設定している式場がほとんどです。
また、気候や旅費が落ち着いた時期=ウエディングの人気シーズンで追加費用が発生する場合も。それだけ選ばれていることの裏返しですが、費用を少しでもおさえたい場合は、平日や挙式のオフシーズンを選ぶのもおすすめです。
また、一般的な長期休暇や大型連休はどうしても旅費が上がりやすく、通常の2~3倍近くになる場合もあります。もし他の時期を選べるようであれば、旅行面でもオフシーズンを検討するとよいでしょう。
オフシーズンや平日は料金面だけではなく、予約が取りやすく、人気の結婚式会場やフォトスポットも空いていることが多い点もおすすめポイントです。
③割引キャンペーンの活用
式場によっては期間限定のキャンペーンプランや特典が用意されていることがあるため、活用することでお得に結婚式が叶えられる可能性があります。また、単品で追加するよりパッケージプランにする方がお得になることもありますので、ぜひウエディングプランナーへ相談してみてください。
アールイズ・ウエディングは現在お得なキャンペーンを実施中。沖縄結婚式が気になる方はぜひご覧ください。
■沖縄本島・離島のおすすめリゾートウエディングチチャペル
「大切な親族や友人と沖縄で結婚式がしたい!」という方におすすめのチャペルを3つご紹介!会場選びの参考にしてみてください。
①ザ・ギノザリゾート 美らの教会(沖縄県・本島)
沖縄最大級の敷地面積を誇るウエディングリゾート「ザ・ギノザリゾート」。その高台に佇む「美らの教会」からは、見渡す限りの水平線が一望できます。1万坪の敷地の中には色鮮やかな自然が豊かな「美らの森」が広がり、フォトジェニックな写真を残すことができます。
②瀬良垣島教会(沖縄県・本島)
沖縄本島と1本の橋で繋がる「瀬良垣島」に1島1リゾートのロケーションで佇む「ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド」。そこにある「瀬良垣島教会」は温かな木組みの天蓋から陽の光が降り注ぐ上質空間が人気のポイント。ホテル内で宿泊・結婚式・パーティが叶うため、ゲストの負担が少ないのも魅力。
③宮古島チャペル(沖縄県・宮古島)
沖縄・宮古島の最新ホテル「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」の最上階に位置する「宮古島チャペル」からは、宮古ブルーの海と伊良部大橋を一望できる絶景が広がります。挙式後はヒルトンの総料理長が厳選した食材を使用したパーティメニューでおもてなしを。離島ならではのゆったりした時間と絶景のロケーションが楽しめます。
<まとめ>
・沖縄結婚式は“国内リゾート”だから総額をおさえやすい
・滞在のバリエーションが豊富な沖縄は、ホテルやフライトの選択次第で旅費の調整が可能
・さらに総額をおさえるなら平日挙式やオフシーズンもおすすめ
たくさんの魅力が詰まったエリアでありながら、こだわりや予算に合わせて実現できる沖縄結婚式。ふたりの人生の“はじまり”と“思い出”の場所として、ぜひ検討してみてくださいね。
<著者プロフィール>
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